当時、交際して2年になる彼氏がいたんですけど、私がもう30代だというのに一向に結婚の話をしてくれなくて、“この人は私とのことを本当に真剣に考えてくれているのだろうか”とモヤモヤした気持ちを抱えていました。そんな時、職場の同僚から「付き合って下さい」と告白されたんです。
割とイケメンで、女子社員の間でも人気の男子だったんで、最初は冗談だと思ったんですけど、本気みたいで驚きました。とりあえず彼の告白は「ちょっと考えさせて」と保留。そして友達に相談。すると「占い師の人にふたりを視てもらった方がいいよ」と言われ、“よく当たる”ということで紹介してもらったのが、電話占い愛叶の紅星先生でした。
霊能者っていうことで「地獄に落ちる」とか言われたらどうしよう……とか怖い想像をしていたんですけど、おそるおそる電話を掛けてみたら、全然そんなことなくてホッとしました。紅星先生は落ち着いた柔らかい口調で「こんばんは」と挨拶してくれたのを覚えています。
ですがその直後、なんと私が一言も話す前に「おや、あなたの背後にふたりの男性の影が視えますね。どちらの方との未来を選ぶか、気持ちを決めかねてお電話下さったのですね」と、私の状況と相談内容をズバッと言い当ててしまったんです。思わず背筋がゾッとするほどの的中ぶりでした。
それから先生はふたりのそれぞれを選んだ未来を予知して下さって、「今の彼を選んだ場合、そのままダラダラ交際が続いて最終的には浮気されて終わりますね」「新しい彼を選んだ場合、彼はすぐに自分のご実家にあなたを招待してくれるでしょう。彼のご両親とも仲良くなって、そのまま縁談へと進んでいく未来が視えますよ」と教えてくれました。
ふたつの未来のどっちがいいかなんて決まり切っていました。元々付き合っていた彼にはモヤモヤした気持ちを抱えていたので、そのまま自分から言ってお別れしました。彼は「分かった」とあっさり了承してくれて、“ああ、やっぱり彼はこの程度だったんだな”ってハッキリ分かりました。
それから新しい職場の彼を食事に誘いお付き合いの件にOKと返事。彼はとても喜んでくれて、そんな彼の様子を見て“この人、本当に私のこと好きなんだ”って改めて思いました。その後の展開は先生のおっしゃった通り。彼の実家に呼ばれてご飯をご馳走になって、ご両親にも挨拶させてもらいました。
どうやら気に入ってもらえたみたいで「こんな素敵な女の人、早く結婚してあげないと逃げられちゃうわよ」なんて言われて、本当に縁談も進んでいく気配がします。ダメな元彼とのダラダラ交際でモヤモヤしていた日々が嘘みたい。良い未来を選ばせてくれた紅星先生には本当に感謝しています。
(東京都江戸川区 森下佳澄さん 仮名 32歳)
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